「1つ作り忘れがあったのに気付いた」
「なんだい?」
「水底の地下室」
「つまり何?」
「天井がガラス張りで、ガラスの上に水が満ちている地下室」
「へー」
「自宅の地下の地下室と、自宅の前の池を改造して作った」
「どんな風に作ったの?」
「普通に作ると地下室が水浸しになるだけだ。だから先に水の範囲を制限して池を埋めてしまい、それからガラスを敷き詰める。ガラスの下も掘る。そして、ガラスの準備が出来たら水を制限していた堤防を削ってガラスの上に水を流すわけだ」
「手間がかかるね」
「放っておくと水は流れるからね」
「そうか」
「で、写真は地下室からガラスと水を経由して自宅の地上部分を見上げているところ」